フランスの美味しいお話~魅惑の果実ミラベル Mirabel♪~

前回、前々回と土のかた~いお話が続きましたので、本日はお口直しに(笑)ちょっと美味しいお話をご紹介させて頂きます*^-^*

フランスには素敵なCafeが沢山あります♪

パリ6区サンジェルマン デ プレにある ル・ロスタン(Le Rostand)もそのひとつです。

75006 Paris, France (Saint-Germain-des-Pres)

Le Rostand (1)

カフェの看板ニャンコ?!
Le Rostand (4)

 

なのかどうか分かりませんが…堂々とテーブルの上でお客様をお迎えしていました*^-^*

Le Rostand (5)

 

Tarte(タルト)はフランス人にとって、最も身近なスウィーツのひとつです♡

Le Rostand (6)

季節ごとに色とりどりの新鮮な果物をのせた、

tarte aux pommes 林檎のタルト

tarte aux fraises 苺のタルト

tarte aux abricots 杏のタルト

tarte aux poires 梨のタルト

tarte aux prunes プルーンのタルト

tarte aux figues いちぢくのタルト

tarte aux framboises ラズベリーのタルト

tarte aux mirabelles ミラベルのタルト

などなど・・・見た目もお味も楽しめる、たくさんの種類があるのも魅力です♪

 

 

この美しい黄金色の果物が“ミラベルです♪”黄色いプラムの仲間です♡

日本ではあまり見かけませんが、フランスでは晩夏から秋にかけてよく食べられる果物です。

フランス東部、ドイツとの国境に近いロレーヌ地方の特産なのだそうです。

甘酸っぱい果肉でタルトとの相性抜群です♡

Le Rostand (3)

 

 

ロレーヌ地方やドイツ西部の一部では、珍しいこんな形の瓦が使われているエリアがあります。

フェール ドゥ ラーンス(Fer de Lance)と言いう瓦です。


TU FER DE LANCE 16x38 Jacob Rouge Ancien

 

 

葺き上がりはこんな感じ♪

上の部分は重なって見えなくなるので、六角形の模様になります♡

 

Fer de Lance RN2 jpeg

フランスへお出かけになるご予定の方がいらっしゃいましたら、

是非、カフェで季節のタルトをお楽しみください♪

そして、空を見上げて・・・屋根を見てみて下さい。

エリアによってことなる、屋根の形状や色をお楽しみください♪

 

フランス瓦や美味しいタルトに(笑)ご興味のおありの方は、お気軽に下記へご連絡ください*^-^*

フランス瓦メーカー イメリスTC ジャパンサポート本部

フリーダイヤル:0120-06-8190

 

 

 

 

ジェラール瓦 ~日本で最初に造られた西洋瓦~

先日の『スペイン瓦』 と 『スパニッシュ』 と呼ばれている瓦のお話に続いて、
本日は、『ジェラール瓦』と呼ばれている瓦について書かせて頂きたいと思います。
昨年、屋根業界の先輩に、
日本で『ジェラール瓦』または『フランス瓦』と呼ばれる瓦があることを、教えて頂きました。
明治初期、横浜の元町で船舶給水業を営んでいた、
アルフレッド・ジェラールAlfred Gerardというフランス人が瓦と煉瓦の製造を始めた瓦で、
その名にちなんで『ジェラール瓦』と名づけられたそうです。
ジェラール瓦
(写真はジェラール瓦裏面です)
この、ジェラール瓦、お写真を拝見すると・・・
弊社では『マルセイユ Marseille』や『Losangee ロサンジェ』やという名前瓦によく似ているように思います。
『マルセイユ』はフランス南部の港町の名前。
その昔、フランスの貿易船の船体を安定させる重りとして、
このマルセイユ瓦が船底に積まれ、世界各国に広がっていったのだという話を聞いたことがあります。
MARSEILLE Rouge Vieilli
(マルセイユ瓦)
もう一つの、『ロサンジェ』とはひし形の、という意味で、
真ん中にひし形の模様がついているのが特徴です。
ロサンジェは、フランス北東部のPargny パルニーという小さな小さな村で製造しています。
フランスでもあまり多くの場所でみられる瓦ではありません。
LOSANGEE Rouge1
(ロサンジェ瓦)
フランスの瓦文化は歴史が長く、瓦の形状はかなり地域性があります。
例えば、アルボワーズArboiseという瓦。これはスイスとの国境に近い、
フランス東部のアルボワ Arboisという地域で古くから使われているものです。
ARBOISE REC Chevreuse
(アルボワーズ瓦)
こちらはボーヴォワーズBeauvoiseという瓦。
アルボワーズに形はそっくりですが・・・色合いや質感がちょっと違います。
こちらはBeauvoisという地域で使われている、別の瓦なのです。
TU BEAUVOISE
(ボーヴォワーズ瓦)
このように、フランスでは各エリアで、其々の歴史や文化に育まれた瓦が現在も使われており、
沢山の種類の瓦があるのです。
その中で・・・どうしてジェラールさんはロサンジェを選んだのかなぁ・・・・?
ちょっと気になって、
ウィキペディアでアルフレッド・ジェラールさんについて調べてみると・・・
http://fr.wikipedia.org/wiki/Alfred_G%C3%A9rard
ご出身はフランス北東部のランスReims。
ロサンジェを造っているパルニーから100㎞程の街でした。
ジェラールさんは、故郷から遠く離れた日本で、
郷愁の念をもってこの瓦を造っていたのでしょうか・・・*^-^*
元町公園の近くにある、瓦製造工場跡地に『ジェラール瓦』の碑が、
また、山手地区にはジェラールさんの造った瓦や煉瓦が一部残されているのだそうです。
是非、訪れてみたいと思います*^-^*
こちらは、ロサンジェ瓦のフランスのお家です。
Losangee Rouge2
マルセイユ瓦、ロサンジェ瓦、アルボワーズ瓦につきましては、
下記にお問い合わせ下さいm(*- -*)m
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ハーフティンバー&中折れ屋根

フランス北部ノルマンティー地方。
ハーフティンバーにプレート瓦(=プラット)の建物が多くみられます。
プレート瓦の屋根の中には、
途中で勾配が緩くなる“中折れ屋根”も珍しくありません。
Half-timbered3.jpg
Half-timbered2.jpg
一般的に目にする中折れ屋根は、
屋根の下の方だけ勾配が緩くなっているのですが・・・
こちらの建物は、屋根の中腹から勾配が変わっていて・・・
屋根の存在感たっぷり。一際目を引いていました。
屋根瓦屋さんとしては、撮らずにはいられないお家でした(*´∇`*)
Half-timbered5.jpg
Half-timbered4.jpg
プレート瓦=プラットは、国内在庫がございます。
詳しくは、下記までお問い合わせください。
エディリアンス ジャパンサポート本部

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TEL:092-712-7805

門柱にも屋根を♪ Les piliers de porte

門柱に小さな屋根がついてました♪
フランス北部の田舎町で見つけた可愛い門柱です。
小さな長方形の瓦を重ね合わせて葺く、プレート瓦=プラットは、
住宅の屋根以外の装飾にもよく使われています。
アイデア次第で、瓦や色々な使い方ができます。
是非、お試しください。
プレート瓦の国内在庫もございます。
詳しくは、下記へご連絡下さい。
イメリスTC ジャパンサポート本部

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フランス デザイナーズアウトレット Mc Arthur Glen

シャンペンで有名なシャンパーニュ地方から
南へ約100キロに位置する街トロワ(Troyes)にある、
デザイナーズアウトレットモール Mc Arthur Glen
http://www.mcarthurglen.com/en/outlets/france/mcarthurglen-troyes/
お洒落なデザイナーズショップの入ったその建物は、
シップの陳列棚の素敵な商品に劣らず、
存在感を放っています♪
使われているのは・・・
“アルボワーズ レクタンギュレール シェヴルーズ色”
国内在庫もございます。
詳しくは、下記イメリスTC ホームページよりお問い合わせください。
https://edilians-japan.com/
シェヴルーズ色は、粘土製の瓦ですが、
レッドシダーを思わせる、独特の質感があります。
ティンバーフレームの味わい深いお色と、
美しく調和しています。
(*ドーマの横側はシダーです。)
Arb Rect Chevreuse Mc arthur1
Arb Rect Chevreuse Mc arthur2
Arb Rect Chevreuse Mc arthur3
Arb Rect Chevreuse Mc arthur4
Arb Rect Chevreuse Mc arthur5
*ドーマの屋根は粘土瓦ですが、
サイドは木(シダー)を使っています。

ヘキサゴン?!ペンタゴン?!

六角形が連なる独創的な屋根。
フェールドゥランス(Fer de Lance)という、
先の尖った、独特の形状のプレート瓦です。
フランス語で、フェールとは鉄、ランスは槍の意。
槍の穂先を意味するこの瓦は、
ヨーロッパでも、フランス東部~ドイツ西部の、
本の一部の地域でのみ見られる、珍しい形状です。
葺き上がりは、小さな六角形=ヘキサゴンに見えますが・・・
実は、一枚一枚の瓦は五角形=ペンタゴンなのです!
意匠性の高い、オリジナリティー溢れる作品に仕上がります♪
現在、国内在庫はございませんが、
受注発注にて、ご提供させて頂くことが可能です。
詳しくは、下記HPよりお問い合わせください。
https://edilians-japan.com/
Fer de Lance RN2
小さな六角形が並ぶ、独創的な意匠です。
風見鶏も可愛いですね♪
Fer de Lance RN1
オリジナリティー溢れる外観です。
TU FER DE LANCE 16x38 Jacob Rouge Ancien
実は、瓦はこ~んな五角形なのです!

うろこ瓦が素敵なフランスのアパルトマン♪

フランス地方都市のアパルトマン=集合住宅です。
パリ中心部のアパルトマンは、黒の天然スレートで統一されていますが、
地方都市では、素焼き系の明るいお色の瓦も多く使われています。
意匠性の高いうろこ形瓦の屋根で、印象的な外観です。
こちらの瓦は・・・
“アルボワーズ エカーイュ ルージュアンシィヤン色” です。
*国内在庫もございます。
 詳しくは下記ホームページよりお問い合わせ下さい。
https://edilians-japan.com/
arboise RA - schiltigheim opus 67 (6)
arboise RA - schiltigheim opus 67 (7)
arboise RA - schiltigheim opus 67 (14)
arboise RA - schiltigheim opus 67 (11)
PC ARBOISE ECAILLE Jacob Rouge Ancien
ルージュ アンシィヤン色
PC ARBOISE ECAILLE Jacob Chevreuse
シェヴルーズ色
アンティーク調の色付けで、フランスでも人気の高い色調です。
PC ARBOISE ECAILLE Jacob Ardoise
アルドワーゼ色
天然スレートをイメージした、シックな黒です。

瓦でアートを愉しむフランスの家♪ 

長方形の小さなプレート瓦“プラット17×27″を重ね合わせて葺いた屋根ですが、
よ~く見て頂くと・・・
所々、うろこ形のプレート瓦“プラット エカーイュ”が使われています。
うろこ瓦の可愛らしい丸みがアクセントとなっています♪
Plate Ecaille 7
Plate Ecaille 3
瓦の加工の必要なく、うろこ形を混ぜて葺くだけで簡単にデザインが作れます♪
Plate Ecaille 4
Plate Ecaille 8
ドーマーの横もうろこ瓦で装飾♪
Plate Ecaille 9
Plate Ecaille 15
外壁も長方形&うろこ形を並べてお洒落な笠木に♪
Plate Ecaille 12
お花の周りも・・・もちろん瓦です!