北フランスの美しい街リール Lille

フランスの家ってどんなの?と聞かれると…一言でお答えするのはとても難しいです。

なぜなら…、エリアによって、天候、歴史・文化的背景が異なる為、住宅様式も様々だからです。

フランス北部、ベルギーとの国境の街リール(Lille)

ここリールは、中世に、現在のベルギー北部・オランダ南西部・ルクセンブルグを含め、フランドルと呼ばれていたエリアです。

その為、街並みはオランダやベルギーにとても似ています。

リヨンから車で約700キロ。リールの街に入った時、すでにベルギーとの国境を越えたかのように感じました。

リールの美しい街並みをご覧ください♪
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これらの美しい建物の屋根は、瓦もしくは天然石です♪
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このタイプは、フランス北東部、ドイツ、ベルギー、オランダ、北欧で見られる瓦で、

平板のカテゴリーに入りますが、少しだけ端の方に丸みがあるのが特徴です。
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イメリスTCのフランス最北端のファランパン(Philanpin)工場はリール郊外にあります。

こではリールの街並みで見られるようなプレート瓦=プラット(Plate)や北欧スタイルの瓦を製造しています。

御興味がおありの方は、お気軽に下記へお問い合わせください。

 

 

 

 

ドイツ・ベルリンの街並♪

先日、イメリスTC輸出部の会議をドイツ・ベルリンで行ったのですが、会議終了後、飛行機までの時間にちょっとだけ余裕のあったベルギー・オランダスタッフと、ベルリン観光に出かけることになりました*^-^*

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ちょっと駆け足ですが…下車をしなければ約2時間で観光要所ぐる~っと回ることができるコースです。

出発地点は、ベルリンのシンボル、ブランデンブルク門(Brandenburger Tor)

ドイツ発行のユーロ硬貨の10・20・50セントコインの裏に描かれている場所なのだそう。

そう言われてみて、初めて気が付きました。統一通貨ユーロですが、発行国によって裏面のデザインが異なることに!

今まで、なにげな~く見ていたので、デザインの違いには気が付きませんでした(;^_^A

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ドイツ国会議事堂(Reichstagsgebäude)

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ジャンダルメンマルクト( Gendarmenmarkt)。ベルリンっ子がヨーロッパ一美しいと思っている広場なのだそうです。

左の赤い部分は瓦屋根♡

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ズームで撮ると…うろこ形(Plate Ecaille)の瓦屋根が見えました♪

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ヒルトンホテルの屋根も瓦♡赤色のプレート瓦=プラット(Plate)でした♪

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こちらの美しい建物も瓦屋根♡
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ベルリンは瓦屋根ばかり?!という訳ではなく…天然スレートや、

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青銅の屋根もありました。
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そして、たくさんの近代的な建物も。こちらはベルリン中央駅(Berlin Hauptbahnhof)。2006年のサッカー・ワールドカップの時に建てられたのだそうです。

その他、各国大使館があるエリアは、各国の特徴を表現した様々な様式の建築で建てられた建物が建ち並んでいて、見ごたえがありました。残念ながら観光バスの中からは上手く写真が撮れませんでしたので…大使館の写真は無し(泣)あまり観光コースには入らないのかもしれませんが、建築がお好きな方には楽しめる場所ではないかと思います。


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最後に…ベルリンの壁。1989年に破壊され、現存しているのは記念碑として保存されている一部のみなのだそうです。

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実は観光バスの前に、おふざけでイギリスチームのスタッフと、馬車に乗ってみました(笑)

馬車用の道があるわけではなく車と同じ道を通ります。馬車が通る間、車は辛抱強くのんびりと待っていてくれるのです…首都のど真ん中で!勿論、観光馬車のルートは限られた場所に決まっているのでしょうけれど、それでも東京では考えられない光景でした。
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ワンコも馬車に(笑)Berlin (14)

 

考えてみると…こういうコテコテの観光バスに乗るのは初めて♡なんだか慌ただしく観光地を巡ることになってあまり楽しめないのかなぁ、なんと思っていましたが、イヤホンで日本語のガイドを聞きながら、短時間で街の要所を解説つきで回ることができて、なかなか良い感じでした♪初めての街に行く際は、時間が許す限り、先ずこういった観光バスに乗ってサラ~っと街の見どころを眺めて、その後興味のある場所を厳選してゆっくり見学するというのもイイですね♡

 

遊んでばかり・・・と言われないように(笑)最後にちゃんと瓦のご案内を♡

ベルリンの街では、長方形プレート瓦、うろこ形のプレート瓦、そして北欧やフランス東部でも使われている平板瓦が見られました。

弊社でも、長方形プレート瓦=プラット(Plate 17×27)、うろこ形のプレート瓦=プラットエカーイュ(Plate Ecaille)、そして北欧タイプの瓦=ダブルパンヌS(Double PanneS)、また天然スレートの代替として使われている、アルドワーゼ色(Ardoise)の瓦など、様々な種類の製品を製造しております。

ヨーロッパの屋根・瓦についてご興味がおありの方は、お気軽に下記へご連絡下さいm(*- -*)m

イメリスTC ジャパンサポート本部

フリーダイヤル:0120-06-8190

 

美しいオーストリア・ウィーンの街並Vol.3

ウィーンの街には、プレート瓦の屋根がたくさんありました。

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こちらは、ミュージアムクウォーター(Museums Quartier)という、美術館が集まっている一角。バロック建築から近代建築まで、様々な様式の建築で建てられて美術館が集まっているのだそうです。この写真の屋根も、プレート瓦でした♡

 

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一般の住宅にも、そして公共の建物にも瓦が多く使われていました。色には、特に決まりはないようで、素焼きの赤色のプレート瓦もありました♪

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勿論、美しい青銅や黒色の天然スレート等、瓦以外の屋根もあります。

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こちらは、シェーンブルン宮殿(Schloss Schönbrunn)。ハプスブルク家の離宮で、世界文化遺産に登録されている建物です。この広大な美しい建物は…瓦屋根なのです♡

ウィーンに行ったら、瓦屋としては絶好の写真スポット(笑)!絶対に行こう♡と思っていた場所なのですが…急ぎの案件のお仕事を済ませようとホテルに一旦戻ったところ、宮殿に着いた時には既に日が暮れていて、瓦屋根のお写真は撮れませんでした(TдT)

瓦は見えませんが(笑)美しい夜の宮殿の景色をお楽しみください♪

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あ~真っ暗で屋根が見えない(泣)と打ちひしがれていたら(笑)、なんと宮殿の中でコンサートがあるのだとのこと。

コンサートは通常は別の場所で行われるのですが、結婚式の為会場が使えず、宮殿の中で開催される年に数回しかないラッキーな日だったのだそうです♪

せっかくなので♡

演目は、『魔笛』、『フィガロの結婚』、『ドン・ジョヴァンニ』等々。豪華絢爛の宮殿の中で響く音楽や歌声♪とても素敵な一時でした♡

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ここは、フンデルトヴァッサーハウス(Hundertwasserhaus)。

フリーデンスライヒ・フンデルトヴァッサー(Friedensreich Regentag Dunkelbunt Hundertwasser)という、芸術家でもあるオーストリアの建築家が設計したウィーンにある集合住宅です。

色彩豊かで直線を嫌うフンデルトヴァッサーは、ウィーンのガウディと称されることもあるのだそうで、宮崎俊監督が影響を受けた建築家の一人なのだそうです。

残念ながら、ここに行くことができたのは、早朝空港へ向かう途中…まだ夜明け前でしたので、なんだかよく分からない写真でスミマセン(T-T*)

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明るい時に見たかったよぉ~゚゚(´O`)°゚と嘆いていたら、タクシーの運転手さんが、お手製のラミネートをしたボードをくださいました♪

こんな感じなのだそうです!

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本当に束の間の滞在でしたが、ウィーンはとても美しく、そして親切な方も多く、本当に素敵な街でした。いつか機会があれば…また行ってみたい街です♪願わくば、今度はゆっくりと…

 

美しいウィーンの街並みに多く見られたような、プレート瓦=プラットにつきましては、お気軽に下記へご連絡ください。

イメリスTC ジャパンサポート本部

フリーダイヤル:0120-06-8190

 

 

美しいオーストリア・ウィーンの街並 Vol.2

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ハプスブルク家の歴代皇帝が居住していたホーフブルク王宮(Hofburg)

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現在この中には、オーストリア連邦の大統領公邸があるのだそうです。

大統領公邸の屋根は、プレート瓦=プラットでした♡

 

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王宮庭園内には、モーツアルトの像と、ト音記号の形にお花が植えられた花壇がありました*^-^*

流石、モーツァルト、ヨハンシュトラウス、ハイドンなど、たくさんの音楽家を生み出した音楽の都ウィーンですねぇ♪

 

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そして、せっかくのウィーンなので…お昼ご飯を抜いてでも(笑)食べてみたかった物!

ウィーン発祥のチョコレートケーキ ❝ザッハトルテ(Sachertorte)❞

チョコレートケーキとアプリコットジャムが、チョコレートでコーティングされたケーキです♪

ザッハホテルのカフェで、ザッハトルテとウィナーコーヒーを頂きました♡

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ザッハホテルは、ザッハトルテを考案したフランツ・ザッハーの息子さんが開業したホテルなのだそうです。

ザッハホテル カフェ

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そして、ウィーンですので、❝ウィンナーコーヒー❞を♡と思って注文しようとしたのですが、

メニューにそれらしい名前がみつかりません(・・;)

ウエイトレスさんに一生懸命説明してみたところ…ホイップクリームが浮かんでいる、日本で言う❝ウィンナーコーヒー❞は、

ウィーンでは『メランジェMelange(フランス語で混ぜるの意味)』と呼ばれているのだそうです。

知らなかった…(;^_^A 何はともあれ、美味しく頂きました♡

 

ホーフブルク王宮内オーストリア大統領公邸のような美しい屋根、

ヨーロッパの屋根・瓦にご興味のおありの方は、お気軽に下記へご連絡下さいm(*- -*)m

イメリスTC ジャパンサポート本部

フリーダイヤル:0120-06-8190

 

英国の詩人&デザイナー❝ウィリアム・モリス❞タイル♪

本日は、英国・コッツウォルズのハニートーンやウィリアム・モリスタイルの

直輸入をなさっている、東京の有限会社松原工業さんにお邪魔しました*^-^*

有限会社松原工業

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19世紀イギリスで、「アーツ&クラフツ運動」を牽引した、詩人でありデザイナーの

ウィリアム・モリスが「この世で最も美しい村」と称したコッツウォルズ。

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その代名詞でもある、はちみつ色のコッツウォルズストーンや、

ウィリアム・モリス社の美しいタイルは独特の世界観を演出し、

日本にもたくさんの熱烈なファンがいらしゃるのだそうです。

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ミーティングルームには、所狭しと素敵なタイルや石が飾られていました*^-^*


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こちらは、本物のアンティークタイル。

イギリスの教会や古民家から大切に取り外され、

長い時の流れと距離を経て、現代の日本でなお存在感を放っています♪

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松原社長は、定期的にイギリスへアンティーク家具や雑貨の買い付けに行かれているそうで、お庭には、年代物の英国のガス燈や門扉など、本格的なイングリッシュガーデンを造るのに欠かせないアイテムが取り揃えられていました♪

 

コッツウォルズストーンには、アンティーク調のプレート瓦❝プラット17×27 ミレジーム色❞や石葺き調の❝アルファ10 セラック色❞の屋根がよく似合います。

 

こちらは、コッツウォルズストーンを使って建てられた国内の施工例です。

大屋根:アルファ10セラック色(Alpha10 Serac)

玄関キャノピー:プラット17×27 ミレジーム色(Plate17x27 Millesium)

はちみつ色のコッツウォルズストーンがとても美しいお家です。

こちらのお家を建てられたのは、

有限会社古川工務店

アルファ10 セラック色2

アルファ10 セラック色1

 

そして、こちらは玄関にコッツウォルズストーンと英国伝統のプレート瓦を使用した素敵な建物です。

玄関キャノピー:プラット17×27 シェヴルーズ色(Plate17x27 Chevreuse)

こちらのお家を建てられたのは、

ベルウッド株式会社
プラット17x27色シェヴルーズキャノピー1

コッツウォルズスタイルに合う屋根瓦につきましては、

お気軽に下記へお問い合わせください。

フランス瓦メーカー イメリスTC

フリーダイヤル:0120-06-8190

 

ジェノベーゼ(genovese)???はジェノワーズ(genoise)???

先日、久しぶりに九州北部に台風が上陸しました。

窓から雨漏りして、大量に雨水がお部屋に侵入して驚きましたが・・・(;^_^A

お陰様で大きな被害もなく、また平穏な日々がやってきました*^-^*

皆様の所は、いかがでしたでしょうか・・・?

私は、台風がやってくる前に、

普段は外に置いているサンプル瓦をちょっと片づけてみたり(笑)と、

色々と対策をしてみたのですが、その一環として・・・

飛ばされてしまう前に、お庭の鉢植えのバジルを全て収穫することにしました*^-^*

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そして、思い切ってぜ~んぶ使って、ジェノベーゼソースを作りました*^-^*
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さて、ジェノベーゼ(genovese)とはなんでしょう・・・?

イタリア北西部に❝ジェノバ❞という街がありますが、

ジェノベーゼはイタリア語で「ジェノバの」という形容詞です。

「ジェノバ人」「ジェノバの方言」という名詞でもあります。

ジェノベーゼソースは、ジェノバ発祥なのだそうです。

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それでは、ジェノワーズとは何でしょう・・・?

ジェノワーズ(genoise)とは、ジェノベーゼのフランス語です*^-^*

ですから、ジェノベーゼとジェノワーズは同じ意味ですねぇ。

フランスでは建築でも、この❝ジェノワーズ❞という言葉が使われます。

それは・・・壁の装飾の名称としてです♪
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このように、壁に半丸形の❝カナル瓦(バレル瓦とも呼ばれます)❞

を埋め込んで壁を装飾します。

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この装飾は、ヨーロッパの中でも、イタリア・ジェノバから

フランスプロヴァンスにかけての一部のエリアでしかみられない特徴的な意匠です。
ジェノワーズ工法参考資料 フランス1

 

こちらは、フランスの❝ジェノワーズ❞の納まり図です。

フランスでは壁厚があるので、約40~50cmのカナル瓦をそのまま埋め込んで使用します。

日本で装飾として使う場合は、カナル瓦を1/2もしくは1/3にカットして使うことも多いです。
Genoise FR

台風⇒パスタソース⇒瓦のお話・・・ちょっと強引でしたが(笑)

ジェノワーズやカナル瓦について、ご興味のおありの方は、

お気軽に下記までご連絡くださいm(*- -*)m

フランス瓦メーカーイメリスTC 

フリーダイヤル:0120-06-8190

 

ちなみに・・・我が家のジェノベーゼソースは、

松の実を切らしていたので、代わりにマカダミアナッツを使ってみたのですが、

濃厚で・・・我ながら美味しく出来上がりました*^-^*

ジェノベーゼソースのレシピにご興味のおありの方も、ご連絡ください(笑)

イタリアのママ直伝のレシピです♡

急勾配&曲線が美しいオランダの家

ヨーロッパ北部は、急勾配屋根が主流です。
美しい曲線とシックな黒の瓦は、
“瓦”の概念を覆す、モダンな外観を演出しています。
使っているのは・・・
“アルファ10 アルドワーゼ色”です。
*国内在庫もございます。
 詳しくは、下記HPよりお問い合わせください。
https://edilians-japan.com/
Amersfoort Vathorst, HP10 Ardoise5
Amersfoort Vathorst, HP10 Ardoise4 (Large)
Amersfoort Vathorst, HP10 Ardoise1 (Large)
PC ALPHA 10 Ardoise
アルドワーゼ色
PC ALPHA 10 Chevreuse
シェヴルーズ色
PC ALPHA 10 Serac
セラック色