フランスの美しい村巡り~プロヴァンス&コートダジュール編~ Vol.2 エクサンプロヴァンス Aix en Provence

南仏・プロヴァンスの村 エクサンプロヴァンス(Aix en Provence)

噴水とプラタナス(Platanes)の並木道が美しい村として、そしてポール・セザンヌ(Paul Cézanne)の出身地であることで知られている街です。

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ここには、軽い昼食をとる為に立ち寄りました*^-^*

そば粉のクレープ❝ガレット(galette)❞。ヤギのチーズのガレットを頂きました♡

ガレット(galette)は基本的には塩味=食事用のクレープです♪日本で言う、小麦粉でできた甘い、スウィーツとしてのクレープは、❝クレープ(crêpe)❞。ガレットはフランス北西部のブルターニュの名産ですが、フランスのどこへ行っても小さなガレット屋さんに出会えます♡

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この翌日に出会った素敵なフランス人女性Aude(オッド)さん。エクサンプロヴァンスに長く住んでいたのだそうでその魅力や歴史について教えてくださいました。

紀元前、ローマ人が温泉が豊富に湧いているこの土地に、街を建設し、その後プロヴァンスの中心の街として栄えたのだそうです。

街にはなんと100個以上の噴水があるのだとか!その為、❝水の都❞と呼ばれているそうです♪

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短い滞在でしたので、3~4個の噴水しか見ることができませんでしたが、ひとつひとつ異なる噴水の形や真ん中に飾られたモニュメントを見て歩くのもこの街の楽しみ方のひとつかもしれません*^-^*

次回は、ルールマラン(Lourmarin)という村をご紹介します♪

 

南仏の家は、カナル瓦(Canal)やバレル瓦(Barrel) 瓦、カナル瓦が進化した、S形瓦の屋根が殆どです。

瓦・屋根についてご興味のおありの方は、下記へご連絡下さい。

イメリスTC ジャパンサポート本部

フリーダイヤル:0120-06-8190

 

 

 

 

フランスの美しい村巡り~プロヴァンス&コートダジュール編~ Vol.1 

9月上旬。気温10度前後だった( ̄ロ ̄lll)ドイツ・ベルリンを後にして、パリ経由で南仏・マルセイユに到着しました。

ここではまだみんな半袖*^-^*寒さが苦手な九州人の私には本当にありがたい気候です♡

今回の南仏訪問は、日本からいらっしゃるお客様と共に南仏の住宅、街並の見学に行くためでした。スケジュールの都合で参加できない方もいらっしゃり比較的少人数のグループとなりましたので、レンタカーでの移動にしました。

さて、どこをご案内しようかなぁ・・・

南仏が初めてではない方々ばかり。そこで今回は、丸ごと本に頼ることにしました(笑)

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3日間の日程で、下記の美しい村を巡ることになりました♪

エクサンプロヴァンス(Aix en Provence)

ルールマラン(Lourmarin)

アプト(Apt)

マザン(Mazan)

ボニュー(Bonnieux)

ラ・バスティッド・ドゥ・ムスティエ(La Bastide de Moustiers)

サンポール・ドゥ・ヴァンス(Saint-Paul de Vence)

エズ(Eze)

お天気にも恵まれ、とても素晴らしい景色や建物、そして味わい深い瓦屋根も見学することができました♡

かわいいお店や看板など、素敵な発見もありました♪

少しずつ、ご紹介させて頂きます*^-^*

 

 

 

 

 

ジェノベーゼ(genovese)???はジェノワーズ(genoise)???

先日、久しぶりに九州北部に台風が上陸しました。

窓から雨漏りして、大量に雨水がお部屋に侵入して驚きましたが・・・(;^_^A

お陰様で大きな被害もなく、また平穏な日々がやってきました*^-^*

皆様の所は、いかがでしたでしょうか・・・?

私は、台風がやってくる前に、

普段は外に置いているサンプル瓦をちょっと片づけてみたり(笑)と、

色々と対策をしてみたのですが、その一環として・・・

飛ばされてしまう前に、お庭の鉢植えのバジルを全て収穫することにしました*^-^*

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そして、思い切ってぜ~んぶ使って、ジェノベーゼソースを作りました*^-^*
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さて、ジェノベーゼ(genovese)とはなんでしょう・・・?

イタリア北西部に❝ジェノバ❞という街がありますが、

ジェノベーゼはイタリア語で「ジェノバの」という形容詞です。

「ジェノバ人」「ジェノバの方言」という名詞でもあります。

ジェノベーゼソースは、ジェノバ発祥なのだそうです。

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それでは、ジェノワーズとは何でしょう・・・?

ジェノワーズ(genoise)とは、ジェノベーゼのフランス語です*^-^*

ですから、ジェノベーゼとジェノワーズは同じ意味ですねぇ。

フランスでは建築でも、この❝ジェノワーズ❞という言葉が使われます。

それは・・・壁の装飾の名称としてです♪
Genoise3

このように、壁に半丸形の❝カナル瓦(バレル瓦とも呼ばれます)❞

を埋め込んで壁を装飾します。

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この装飾は、ヨーロッパの中でも、イタリア・ジェノバから

フランスプロヴァンスにかけての一部のエリアでしかみられない特徴的な意匠です。
ジェノワーズ工法参考資料 フランス1

 

こちらは、フランスの❝ジェノワーズ❞の納まり図です。

フランスでは壁厚があるので、約40~50cmのカナル瓦をそのまま埋め込んで使用します。

日本で装飾として使う場合は、カナル瓦を1/2もしくは1/3にカットして使うことも多いです。
Genoise FR

台風⇒パスタソース⇒瓦のお話・・・ちょっと強引でしたが(笑)

ジェノワーズやカナル瓦について、ご興味のおありの方は、

お気軽に下記までご連絡くださいm(*- -*)m

フランス瓦メーカーイメリスTC 

フリーダイヤル:0120-06-8190

 

ちなみに・・・我が家のジェノベーゼソースは、

松の実を切らしていたので、代わりにマカダミアナッツを使ってみたのですが、

濃厚で・・・我ながら美味しく出来上がりました*^-^*

ジェノベーゼソースのレシピにご興味のおありの方も、ご連絡ください(笑)

イタリアのママ直伝のレシピです♡

フランス人が一番行きたい美しい村 Saint-Cirq-Lapoppie

南仏の小さな村Saint-Cirq-Lapopie(サン・シルク・ラポピー)
ここは、フランスの旅番組で、
『フランス人が最も行きたいフランスの美しい村』
に選ばれた、とても可愛らしい村です♪
一般的には、プレート瓦はフランス北部で、
半丸のカナル瓦=バレル瓦はフランス南部で使われますが、
この村では、両方が見事に融合しているのが特徴です。
St Cirq Lapopie
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屋根上部の急勾配部分はプレート瓦、軒先の緩勾配部分はカナル瓦です!
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ティンバーフレームの色も味わい深いですね♪
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プロヴァンスの小さな村の駅舎

南仏プロヴァンスにある小さな村、ルムーラン(REMOULINS)の駅舎です。
経年美を表現したモスグリーンが基調の落ち着いた色合いです。
使っているのは・・・
S形瓦 “オメガ10 テールダデマール(Terre d’Adhemar)”色です。
*国内在庫もございます。
 詳しくは下記HPよりお問い合わせください。
https://edilians-japan.com/
terre dademar-gare Remoulins-paca5
terre dademar- gare remoulins-paca 3
terre dademar-gare Remoulins-paca4
terre dademar-gare Remoulins-paca1
Omega10 TdA (64)
陽が当たると・・・こんな感じに見えます。
Omega10 TdA (44)
影になると・・・よりアンティーク感が増します♪
陽射しの加減で異なる表情が楽しめるのもフランス瓦の特徴です。

南フランスの街トゥールーズ市庁舎 カナル瓦レストラシオン色

フランス南部の街トゥールーズの市庁舎“キャピトル トゥールーズ”
18世紀建立の歴史あるこの建物は、街のシンボルです。
2005年の修復事業において、イメリス瓦“カナル レストラシオン”が選ばれ、
伝統の重みを再現しつつ、美しい市庁舎に彩りを添えました。
“レストラシオン”とは、修復・復元の意味です。
葺き替えの際、歴史を重ねた建造物と新しい瓦が自然に調和するよう、
カナル・レストラシオン瓦は、表面にアンティーク加工が施されています。
*国内在庫もございます。詳しくは弊社ホームページより、お問い合わせ下さい。
 http://www.imerys-tc.com/
CH408VENT - Capitole 3
CH408VENT - Capitole 16
CH408VENT- Capitole 1
CH408VENT - Capitole14
CH408VENT - Capitole 26

ジェノワーズ屋根 Toits Genoise

今回は、南フランスの住宅をご紹介します。
半丸の瓦=カナル(バレル)瓦を数段重ねて装飾するこの仕様は、
イタリア北西部ジェノバからフランス南部で見られる特徴的な意匠で、
フランス語でジェノバ風のという意味の、
“ジェノワーズ(Genoise)”と呼ばれています。
“マル”の連続が織りなす独特の可愛らしさは、
南欧ならではの暖かみ溢れる外観を演出しています♪
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