イメリスTC輸出部オフィスのお庭 in Quincieux

 

食べ物のお話ばかりでは、瓦屋さんだという事を忘れられてしまいそうですので…

本日は、ちょっと瓦屋さんらしいお写真をご紹介します(笑)

イメリスTCはフランスに13か所の製造拠点がありますが、

輸出本部のオフィスはリヨン郊外にあるQuincieux(カンシュー)という工場の敷地内にあります。

オフィスの屋根は、もちろん瓦です♪

Quincieux (1)

お庭にはたくさんの瓦を展示しております。

このエリアで製造している瓦は、吸水率1.6~3.2%の寒冷地対応製品です。

オメガ10 ヴュートワ色 (Omega10 Vieux Toits)

Quincieux (2)

オメガ10 テールダデマール色 (Omega10 Terre d’Adhemar)

Quincieux (3)

ロサンジェ ルージュラスティック (Losangee Rouge Rustique)

菱形を意味するロサンジェ。真ん中の菱形の模様が特徴です♪Quincieux (4)Quincieux (5)

ディヤマン (Diamant) ディヤマンとは、ダイヤモンドの事。陽射しの角度によって、屋根の上にダイヤモンドが煌めきます♡Quincieux (7)Quincieux (6)

 

プラット17×27 ミレジーム色 (Plate17x27 Millesium)

瓦の表面に凹凸をつけ、アンティーク瓦の風情を表現しています♪

Quincieux (12)Quincieux (8)

 

平板瓦 アルファ10 セラック色 (Alpha10Serac)

セラック色は、グレーにチャコールでニュアンスをつけたシックな色合い。

瓦の下部にさりげなく施された凹凸をるけることで、石葺き屋根のような重厚感と味わいを表現できるお色です。Quincieux (10)

プラット エカーイュ シェヴルーズ色 (Plate Ecaille Chevreuse)

フランス語で❝うろこ❞を意味するエカーイュ。独特の可愛らしさはおとぎの国のようなイメージを醸し出します♪
Quincieux (14)

 

いろんな形や色があって楽しいフランス瓦♪詳しくは、お気軽に下記へお問い合わせください。

イメリスTC ジャパンサポート本部

フランスの美しい村~ワン(OINGT) 黄金の石の村~

ボジョレワインのブドウ畑に囲まれた、フランスの美しい村 ワン(OINGT)。

この村は、別名❝黄金の石❞の村Pierres Doréesと呼ばれています。

その理由は、村中の家が黄金色の石で建てられているからです。

お家の壁も、外壁も、花壇も全て、この土地で採れる黄金の石でできています♪

Oingt (1)

Oingt (2)

Oingt (3)

Oingt (5)

Oingt (7)

Oingt (8)

 

本日は、ベルギー&イタリアチームとのお食事です。

サッカーのヨーロッパ選手権では同じリーグで戦った国同士ですが…

美しい景色と美味しい食べ物の前ではみんな自然と笑顔になります(笑)
Oingt (10)

 

ブドウ畑に囲まれたこの辺りのお家は、全て丸い形の瓦屋根です♪

Oingt (9)

瓦屋根につきましては、詳しくは下記をご参照ください。
イメリスTC ジャパンサポート本部

 

不思議なお野菜♪

どこの国にっても、市場やスーパーへ行って、その土地の食べ物を観察するのが楽しみです♪

日本ではあまり馴染みのないお野菜がいっぱいです。

fenouil(フヌイュ):フェンネル

Legumes (8)artichaut(アーティショ):アーキチョーク

Legumes (1)

ズッキーニは日本でも売っていますが…

黄色いのや、丸いのはあまり見たことがありません

courgette rounde(クジェット ロンド):丸ズッキーニ
Legumes (5)

courgette jaune(クジェット ジョーヌ):黄色ズッキーニLegumes (4)

そして、なすび・・・え~白?!

aubergine blanche(オ-ベルジン ブランシュ):白なすびLegumes (3)

そして、シマシマなすびも!Legumes (2)

aubergine grafiti (オ-ベルジン グラフィティ):

グラフィティとは落書きも意味。訳すと・・・落書きなすび?!(笑)

これは、初めて見ました。

スーパーはいつも、新しい発見があって楽しいです♡

 

フランスの美しい村巡り~プロヴァンス&コートダジュール編~ Vol.2 エクサンプロヴァンス Aix en Provence

南仏・プロヴァンスの村 エクサンプロヴァンス(Aix en Provence)

噴水とプラタナス(Platanes)の並木道が美しい村として、そしてポール・セザンヌ(Paul Cézanne)の出身地であることで知られている街です。

Aix en Provence (5)

ここには、軽い昼食をとる為に立ち寄りました*^-^*

そば粉のクレープ❝ガレット(galette)❞。ヤギのチーズのガレットを頂きました♡

ガレット(galette)は基本的には塩味=食事用のクレープです♪日本で言う、小麦粉でできた甘い、スウィーツとしてのクレープは、❝クレープ(crêpe)❞。ガレットはフランス北西部のブルターニュの名産ですが、フランスのどこへ行っても小さなガレット屋さんに出会えます♡

Aix en Provence (4)

この翌日に出会った素敵なフランス人女性Aude(オッド)さん。エクサンプロヴァンスに長く住んでいたのだそうでその魅力や歴史について教えてくださいました。

紀元前、ローマ人が温泉が豊富に湧いているこの土地に、街を建設し、その後プロヴァンスの中心の街として栄えたのだそうです。

街にはなんと100個以上の噴水があるのだとか!その為、❝水の都❞と呼ばれているそうです♪

Aix en Provence (1)

短い滞在でしたので、3~4個の噴水しか見ることができませんでしたが、ひとつひとつ異なる噴水の形や真ん中に飾られたモニュメントを見て歩くのもこの街の楽しみ方のひとつかもしれません*^-^*

次回は、ルールマラン(Lourmarin)という村をご紹介します♪

 

南仏の家は、カナル瓦(Canal)やバレル瓦(Barrel) 瓦、カナル瓦が進化した、S形瓦の屋根が殆どです。

瓦・屋根についてご興味のおありの方は、下記へご連絡下さい。

イメリスTC ジャパンサポート本部

フリーダイヤル:0120-06-8190

 

 

 

 

フランスの美しい村巡り~プロヴァンス&コートダジュール編~ Vol.1 

9月上旬。気温10度前後だった( ̄ロ ̄lll)ドイツ・ベルリンを後にして、パリ経由で南仏・マルセイユに到着しました。

ここではまだみんな半袖*^-^*寒さが苦手な九州人の私には本当にありがたい気候です♡

今回の南仏訪問は、日本からいらっしゃるお客様と共に南仏の住宅、街並の見学に行くためでした。スケジュールの都合で参加できない方もいらっしゃり比較的少人数のグループとなりましたので、レンタカーでの移動にしました。

さて、どこをご案内しようかなぁ・・・

南仏が初めてではない方々ばかり。そこで今回は、丸ごと本に頼ることにしました(笑)

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3日間の日程で、下記の美しい村を巡ることになりました♪

エクサンプロヴァンス(Aix en Provence)

ルールマラン(Lourmarin)

アプト(Apt)

マザン(Mazan)

ボニュー(Bonnieux)

ラ・バスティッド・ドゥ・ムスティエ(La Bastide de Moustiers)

サンポール・ドゥ・ヴァンス(Saint-Paul de Vence)

エズ(Eze)

お天気にも恵まれ、とても素晴らしい景色や建物、そして味わい深い瓦屋根も見学することができました♡

かわいいお店や看板など、素敵な発見もありました♪

少しずつ、ご紹介させて頂きます*^-^*

 

 

 

 

 

ジェノベーゼ(genovese)???はジェノワーズ(genoise)???

先日、久しぶりに九州北部に台風が上陸しました。

窓から雨漏りして、大量に雨水がお部屋に侵入して驚きましたが・・・(;^_^A

お陰様で大きな被害もなく、また平穏な日々がやってきました*^-^*

皆様の所は、いかがでしたでしょうか・・・?

私は、台風がやってくる前に、

普段は外に置いているサンプル瓦をちょっと片づけてみたり(笑)と、

色々と対策をしてみたのですが、その一環として・・・

飛ばされてしまう前に、お庭の鉢植えのバジルを全て収穫することにしました*^-^*

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そして、思い切ってぜ~んぶ使って、ジェノベーゼソースを作りました*^-^*
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さて、ジェノベーゼ(genovese)とはなんでしょう・・・?

イタリア北西部に❝ジェノバ❞という街がありますが、

ジェノベーゼはイタリア語で「ジェノバの」という形容詞です。

「ジェノバ人」「ジェノバの方言」という名詞でもあります。

ジェノベーゼソースは、ジェノバ発祥なのだそうです。

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それでは、ジェノワーズとは何でしょう・・・?

ジェノワーズ(genoise)とは、ジェノベーゼのフランス語です*^-^*

ですから、ジェノベーゼとジェノワーズは同じ意味ですねぇ。

フランスでは建築でも、この❝ジェノワーズ❞という言葉が使われます。

それは・・・壁の装飾の名称としてです♪
Genoise3

このように、壁に半丸形の❝カナル瓦(バレル瓦とも呼ばれます)❞

を埋め込んで壁を装飾します。

Genoise4

この装飾は、ヨーロッパの中でも、イタリア・ジェノバから

フランスプロヴァンスにかけての一部のエリアでしかみられない特徴的な意匠です。
ジェノワーズ工法参考資料 フランス1

 

こちらは、フランスの❝ジェノワーズ❞の納まり図です。

フランスでは壁厚があるので、約40~50cmのカナル瓦をそのまま埋め込んで使用します。

日本で装飾として使う場合は、カナル瓦を1/2もしくは1/3にカットして使うことも多いです。
Genoise FR

台風⇒パスタソース⇒瓦のお話・・・ちょっと強引でしたが(笑)

ジェノワーズやカナル瓦について、ご興味のおありの方は、

お気軽に下記までご連絡くださいm(*- -*)m

フランス瓦メーカーイメリスTC 

フリーダイヤル:0120-06-8190

 

ちなみに・・・我が家のジェノベーゼソースは、

松の実を切らしていたので、代わりにマカダミアナッツを使ってみたのですが、

濃厚で・・・我ながら美味しく出来上がりました*^-^*

ジェノベーゼソースのレシピにご興味のおありの方も、ご連絡ください(笑)

イタリアのママ直伝のレシピです♡

憧れのプロヴァンス♪~ピーター・メイルの世界4~

本日は、❝フランスの最も美しい村❞にも選ばれているルシヨン(Rousillon)村をご紹介します。

そもそも、❝フランスの最も美しい村❞って誰が決めるのでしょう・・・?

 

L’association Les Plus Beaux Villages de France=フランスの最も美しい村協会、

という団体が選考・決定をしているのだそうです。

 

選考基準にはいくつかありますが、主に下記の3点があげられます。

※ 人口が2000人を超えないこと。

※ 最低2つの遺産・遺跡(景観、芸術、科学、歴史等)があること。

※ 自治体(コミューンcommune)の議会で同意が得られていること。

 

Rousillon (1)

ルシヨン(Rousillon)村が、美しい村と称される理由は・・・

鮮やかな赤土の崖と、その赤土建てられた建物の美しさではないかと思います。

赤土はフランスでも珍しいのだそうで、村中の建物は全てそこで採れる赤や黄色の土でつくられており、その統一された美しい景観は一際目を引きます。

 

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

Rousillon (2)

 

ルシヨンの彩鮮やかな土は、絵の具の顔料としても使われており、

壁の色塗りやお皿の色付けなど、村の人々の暮らしの様々なシーンで愛されているようです。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

 

ルシヨンの赤土で焼かれた陶器。手作り感たっぷりの色付けと、中のブルーも気に入って、

かなり重量級の陶器なのですが…連れて帰ってしまいましたヾ(;´▽`A“

数年間使っていますが、味わいがでて土の力強い感じと相まってイイ感じです♡

Rousillon2

 

ルシヨン村の赤いお家の屋根は、こんな赤色の素焼き瓦で葺かれています♪

カナル レストラシオン(Canal Restauration)

瓦も、陶器と同じ、土でつくられた焼き物です♡

そう考えると・・・瓦を、ちょっと身近に感じで頂けますか・・・(笑)?!

Réabilis Historia RET003 (Medium)

 

ルシヨン村のような鮮やかな素焼きの赤色の屋根のお家にご興味のおありの方は、

お気軽に下記までご連絡ください。

 

フランス瓦メーカー イメリスTCジャパンサポート本部

フリーダイヤル:0120-06-8190

 

 

 

 

憧れのプロヴァンス♪~ピーター・メイルの世界3~

北部九州も本日ようやく梅雨明けし、いよいよ夏本番。田舎住まいの私の一日は、セミの大合唱で始まります(;^_^A

セミはフランス語で、シガル(Cigale)と言い、南仏では、シガルは幸福のシンボルなのだそうです♪

プロヴァンスの田舎町。小さな路地を歩いると、セミの飾りを目にすることがあります。

Cigale

お土産物屋さんにも、シガルのかわいい小物がいっぱい並んでいます。

荷物になるよねぇ・・・と思いながら、ついつい何匹か連れて帰ってしまいました(;´▽`A`

左は、裏側にフックが付いていて壁に掛けられるようになっています。

右は、シガルの形のラベンダー石鹸。とってもいい香りです♡

La cigale (1)

 

下に敷いているランチョンマットも、さりげなくシガルの刺繍がはいっています*^-^*

La cigale (3)

 

 

 

 

 

石壁にかわいいアイアン飾りで、“Arc en ciel”の文字が。

空に(en ciel)かかるアーチ(Arc)。“虹”のことです。

そういえば、ラルクアンシエル、という歌手がいましたね*^-^*

Arc en ciel

 

小さな発見を楽しみながら・・・

かわいい看板や植物がお洒落にあしらってある、プロヴァンスの路地裏散歩をお楽しみください♪

 

La ruelle5

La ruelle2

La ruelle1

La ruelle3

Le ensigne3

 

そして、路地の至る所に瓦を発見♡

フランス人にとっては、テラコッタの瓦はとても身近な存在で、

屋根以外でも、壁の装飾や看などちょっとした所にかわいく使われています♪

皆さんも、フランス瓦のちょっと使い♪是非お試しください*^-^*

Canal (3)
Canal (4)
Canal (1)

 

南仏のお家や万能でかわいい瓦にご興味がおありの方は、お気軽に下記へお問い合わせ下さい。

フランス瓦メーカー イメリスTC ジャパンサポート本部

フリーダイヤル:0120-06-8190

憧れのプロヴァンス♪~ピーター・メイルの世界 1~

イメリスTCブログをご覧頂き、ありがとうございますm(*- -*)m

現在、弊社HPのリニューアル準備中です。

HPリニューアルに伴い、
イメリスTCブログの内容もちょっとお色直しすることになりました*^-^*

フランスのメーカーですので・・・皆様にフランスをもっと身近に感じていただけるよう、フランスの美しい景色のご紹介や、フランス文化の情報を中心にお届けしたいと思います。

今後ともよろしくお願い致しますm(*- -*)m

 

さて、ブログリニューアル第1回目は、プロヴァンスについて♪

昨日、本棚の整理をしていて懐かしい本を見つけました。「南仏プロヴァンスの12月」

1989年にイギリス人作家ピーター・メイルが、プロヴァンスへ移り住んだ自身の体験を元に書いた作品で、以降世界中に❝プロヴァンスブーム❞が起こるきっかけとなった一冊です。

Lacoste

その続編「プロヴァンスの贈りもの」の中に、❝丘の上の美しい村❞として名前の挙げられているゴルド・メネルブ・ボニュー・ルシヨン・ラコスト。                   本日はラコスト(Lacoste)村をご紹介させて頂きます。

 

この地方には、小高い丘の上に石造りの家が建ち並ぶ、小さな村がたくさんあります。    ラコスト村もそのひとつ。


Lacoste (1)

 

 

重厚な石壁に丸いカナル瓦の屋根。このあたりの建物は全てこの組み合わせです。      壁面を覆う蔦も味わいがあってイイ感じ*^-^*

 

Lacoste (2)

 

 

こちらは、小さなレストラン。看板、ドア、窓枠、門扉、テラスの柱そしてメニュースタンド までグリーンで統一されて、とっても素敵な雰囲気でしたでした♪

Lacoste (6)

 

村にある民宿❝シャンブルドット(Chambre d’hôte)❞                   シャンブルドットとは、一般家庭のゲストルームを宿泊に提供したお宿で、         英語のB&B(Bed&Breakfast)のような感じです。

 

Lacoste (5)

 

こちらのシャンブルドットは、農家のご家族のお家なのだそうで、             インテリアとして昔の農耕器具が飾ってあって素敵でした(*^^*)

Lacoste (3)
Lacoste (4)

 

今回ご紹介したシャンブルドットはこちらです↓

プロヴァンス・ラコスト村のシャンブルドット ”Domaine de Layaude”

 

プロヴァンスの住宅は、殆どがカナル(Canal)と呼ばれる粘土瓦の屋根ですが、       壁や屋根の材料は、❝地産池消❞。その土地で取れる石や土を使っているので、        素材は同じ粘土瓦でも、屋根の色は村ごとに特徴があります。

ラコスト村の屋根のような瓦をお探しの方、プロヴァンスのお家にご興味がおありの方等々、 お気軽に下記までご連絡下さい*^-^*

イメリスTC ジャパンサポート本部

フリーダイヤル:0120-06-8190

 

次回はまた別のプロヴァンスの小さな美しい村をご紹介させて頂きます*^-^*       長いブログを読んでくださって、ありがとうございましたm(*- -*)m