憧れのプロヴァンス♪~ピーター・メイルの世界2~

本日は、プロヴァンスの小さな村ボニュー(Bonnieux)にある、素敵なシャンブルドットをご紹介します。
Bonnieux (9)

 

シャンブルドット(Chambre d’hôte)のChambre は部屋・寝室、hôteは家の主の意味。シャンブルドットとは、その家の主が客人をもてなしてくれる民宿のことです。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

 

こちらのシャンブルドットに宿泊させて頂いたのは約3年前。写真を見ていると、パリから移住なさったと言う、とても素敵なオーナーご夫妻がお話してくださったことを少しずつ思い出してきました*^-^*

この建物は元々、13世紀に建てられた教会だったのだそうです。その後、病院として利用された時期があったそうですが、上階へ上がる幅広い螺旋階段は、担架を運ぶのに適していたのだと仰っていたのが印象的でした。
Bonieux2

 

そして時を経て、養蚕業を営む家族へ、そしてオーナーご夫妻の手に渡るまで大切に保存されてきたのだそうです。

ここがお宿のフロントです。重厚感ある石造の素敵な空間です♪

Bonnieux (8)

 

螺旋階段を上って行くと広々とした踊場が。無造作に置かれた調度品も絵になっていました。
Bonnieux (1)

 

真紅のタイルが印象的な寝室。

Bonnieux (4)

 

 

バスルームも素敵でした♡

Bonnieux (3)

 

訪れたのは秋口だった為、赤くて可愛い実に出会うことはできませんでしたが、中庭にはたくさんのさくらんぼの木が、この歴史ある建物に寄り添うように立っていたのがとても印象的でした*^-^*

Bonnieux1 (1)

 

こちらのシャンブルドットの屋根は、カナル(Canal)瓦です。
ボニュー村をはじめ、南仏では丸い形のカナル瓦やプランシュッド(Plein Sud)・オメガ10(Omega10)のようなS形瓦が使われています。

プロヴァンスのお家、丸い形の南欧瓦にご興味のおありの方は、お気軽に下記へご連絡下さいm(*- -*)m

フランス瓦メーカー イメリスTCジャパンサポート本部

フリーダイヤル0129-06-8190

日本ではあり得ない工法?! フランスならではのアンティークな屋根♪

南仏プロヴァンスの小さな村にあるお家。

この地域は、偏西風の影響もあり温暖で穏やかな気候です。

Vieux canal1

 

テラスの様子。

上を見上げると・・・屋根瓦の裏面がそのまま見えますヽ(*゜∀゜*)ノ

ルーフィングも野地板もない?!日本ではあり得ない工法ですね(;^_^A

地震や台風の心配が殆どない、恵まれた気候のフランスならではでしょう。

最近は、ルーフィングや断熱材を入れる場合も多いようですが、

地域によっては今でも、昔ながらの“引掛けるだけ”の屋根を見かけます。

その為、フランスでは瓦に”釘穴”を貫通させることは禁止されていますので、

少しだけ粘土を残した、半貫通の状態になっています。

 

 

 

Vieux Canal3

 

 

プロヴァンスのお家は、南欧伝統のカナル瓦、またはカナル瓦が進化したS形瓦で葺かれています。

こちらは、カナル瓦。

半丸形の2枚の瓦を重ねることによって生まれる、丸みのある可愛らしい意匠が特徴です♪

この屋根のように、軒先を揃えず上下を少しずらして葺いてある屋根もあります。

 

Vieux Canal6

 

 

この屋根瓦は、葺かれた当時は素焼きの赤色か黄土色のような

土そのものの色だけだったはずですが・・・

経年により苔が生えたり・・・と自然に所々色が変わり、

味わいあるアンティーク瓦となっていったのでしょう♡

Vieux Canal7

 

 

昔の瓦は、瓦を焼く温度が低く、吸水率が高かった為、苔も生えやすかったのですが・・・

現在の瓦は、高い温度で焼いていますので、

自然にこんな風情になるには、何百年とかかるでしょうねぇ*^-^*

Vieux Canal8

 

天井に吊るされた、色とりどりのお花がとてもかわいい(*´∇`*)

こんな素敵なテラスで、の~んびり過ごしたいですね♡

Vieux Canal4

 

 

イメリスTCでは、新品の瓦でアンティーク調の風情を演出した製品をつくっています♪

また、日本の気候風土にあった工法をご提案しております。

 

詳しくは、お気軽に下記へご連絡下さい。

イメリスTC ジャパンサポート本部

フリーダイヤル:0120-06-8190

ホーム

 

Château de Bagnols  シャトー ドゥ バニョール

前回に引き続き、もうひとつリヨン近郊の村のお話です。

リヨンから車で少し走ると、ボジョレワインの産地に着きます。

ボジョレワインの葡萄畑の中に、フランスの美しい村100選にも選ばれているOINGT(ワン)という小さな村があります。

ワンは、黄金色の石が採れるエリアで、村中のお家がこの黄金色の石壁で造られている為、

別名Pierres dorées (pierres 石・dorées黄金の)と呼ばれています。

 

oingt (1)

 

 

そんなワン村に、一際目を引く建物があります。

シャトー ドゥ バニョールというお城です。現在はホテル&レストランとなっています。

oingt (22)

実は、ワン村はイメリスTC輸出部スタッフが住んでいる為、

リヨン出張の際は、毎回必ず通る道なのですが、

数年前、お天気が良かったので、お城の屋根のお写真を撮ろうと、門の外をウロウロしていた所、

中から、オジサンが出てきました。

“建物お写真を撮らせて頂いても宜しいですか?”と尋ねたところ、

なんとこのオジサンはレストランのシェフで、奥様が日本人ということもあり日本びいき♡

“今日は、たまたま予約が入ってなくてのんびりしているので、中を見せてあげるよ!”と言って下さいました♪

ラッキー!!!

ということで、お城の中に入れて頂きました♡

客室は残念ながら宿泊のお客様のプライベートエリアですので、

バンケットルーム・ワインセラー・キッチン・お庭を見せて頂きました♪

大きな梁、重厚感ある扉、味わい深く経年した床・・・

ここからは、きっと説明は要りませんね*^-^*

ひたすらお写真をお楽しみください♪

oingt (2)

 

oingt (3)

 

oingt (4)

 

oingt (5)

 

oingt (8)

 

oingt (9)

 

oingt (10)

 

oingt (11)

 

oingt (12)

 

oingt (13)

 

oingt (15)

 

oingt (17)

 

oingt (7)

 

oingt (16)

 

最後にちょっとだけ、屋根について、ご案内させて頂きます。

このお城の屋根は、南部ヨーロッパ伝統のバレル形瓦“カナル Canal”と

oingt (19)

 

北部ヨーロッパ伝統のプレート瓦“プラット Plate”の両方で葺かれていました。

oingt (21)

どちらも素焼きの赤色(ROUGE)が、経年により少しずつ味わいを増し存在感たっぷりの色調になっていました。

黄金色の石壁と素焼き瓦が美しい、素敵なお城です。

 

シャトー ドゥ バニョール

http://www.chateaudebagnols.com/

 

 

カナル瓦、プラット瓦、その他ヨーロッパの瓦につきましては、

お気軽に下記へお問い合わせ下さい。

フランス瓦メーカー イメリスTCジャパンサポート本部

edilians-japan.com

フリーダイヤル 0120-06-8190

 

 

 

 

赤い屋根で統一された美しいリヨン(Lyon)の街並

フランス瓦メーカー イメリスTCの輸出本部は、フランス中東部の街リヨン(Lyon)の郊外にあります。

ローヌ川(Le Rhône)とソーヌ川(La Saône)という2つの川に囲まれた街リヨン。

素焼きの赤色の屋根で統一された美しく風情ある街並みが魅力です♪

小高い丘の上に建つ、フルヴィエール・ノートルダム大聖堂(Basilique Notre Dame de Fourviere)からの眺め。

 

Lyon4

 

フルヴィエール・ノートルダム大聖堂(Basilique Notre Dame de Fourviere)

この日は、とっても良いお天気で、空の青と教会の白のコントラストが綺麗でした。

Lyon3

 

ローマ時代から栄え、2000年の歴史のある街。

旧市街地(ヴューリヨン Vieux Lyon)には、小さなお店が沢山並んでいます。

こちらは、弊社スタッフ一押しのパティスリー♡

Lyon9

 

フルーツたっぷりのタルトや優しい甘さの焼き菓子がいっぱい♪

Lyon6

 

そして絶品キッシュも♡

私のお気に入りはキッシュポワロー(QUICHE POIREAUX)♪

ポワロとは西洋ねぎ。甘みのあるお葱でチーズとの相性がバッチリです♡

ちなみに、アガサクリスティーの名探偵ポワロとはスペルが違います(笑)
Lyon5

 

こちらはリヨン郊外のカフェ。

赤い屋根と石壁の感じがかわい建物です。

Lypn7

 

 

経年美を表現する為に、あえて表面を凸凹にしたりカビのような汚しをつけたアンティーク調のカナル瓦です。

イメリスTCは、古く歴史と風情ある街並み保全の為に、こういったアンティーク調の瓦をつくっています。

こちらは、焼きたてホヤホヤの新しい瓦なのですが・・・

数百年もの間、屋根の上から街の歴史を見守ってきたかのような存在感があります♪

 

Lyon10

 

アンティーク調カナル瓦やフランス瓦につきましては、下記へお問い合わせ下さい。

イメリスTC ジャパンサポート本部

edilians-japan.com

フリーダイヤル 0120-06-8190

 

 

お家が崖にはりついている村w(゚o゚*)w  La Roque-Gageac

フランス南西部の山の中にひっそりと佇むラ・ロック・ガジャック村(La Roque-Gageac)
フランスの美しい村に選ばれているこの村の魅力は・・・
切り立った岩場にはりつくように家が建ち並んだ、この独特の風景です。
La Roque7
川沿いに並ぶレストラン。
角度によっては、後ろの岩が覆いかぶさっているようにも見えますヾ(;´▽`A“
La Roque3
地震も台風も来ない穏やかな気候だから存在する光景ですねぇ・・・
La Roque4
崖の中腹にも、岩肌に沿って家が建っています。
La Roque8
岩場の反対側を流れる美しいドルドーニュ川の川下りもできます♪
残念ながら、お時間の関係で船には乗れませんでしたが・・・
川から見る景色も圧巻なのだそうです*^-^*
La Roque9
屋根は・・・どの建物も粘土製の瓦ヾ(=^▽^=)ノ
伝統のプレート瓦とカナル瓦が共存し、美しい景色に溶け込んでいました♪
フランス製 プレート瓦 & カナル瓦 
詳しくは下記へお問い合わせくださいm(_ _)m
イメリスTC ジャパンサポート本部
https://edilians-japan.com/info/index.html
TEL:0120-06-8190

うろこ形の石屋根がかわいい フランスの美しい村 Conques 

フランス南西部の美しい村Conques(コンク)
村のお家はどれも、かわいいうろこ形の石屋根で葺かれています。
この村を訪れたのはちょうど一年前。
真っ赤な薔薇が壁を彩り、溜息の出る美しさでした(*´∇`*)
イメリスTCでは、石のイメージを表現したお色味の、
うろこ形瓦もございます。
詳しくは下記をご覧ください。
イメリスTC ジャパンサポート本部
https://edilians-japan.com/example/prateecaille.html
TEL:0120-06-8190

Conques5.jpg
Conques6.jpg
Conques2.jpg
Conques1.jpg