前回に引き続き、もうひとつリヨン近郊の村のお話です。
リヨンから車で少し走ると、ボジョレワインの産地に着きます。
ボジョレワインの葡萄畑の中に、フランスの美しい村100選にも選ばれているOINGT(ワン)という小さな村があります。
ワンは、黄金色の石が採れるエリアで、村中のお家がこの黄金色の石壁で造られている為、
別名Pierres dorées (pierres 石・dorées黄金の)と呼ばれています。
そんなワン村に、一際目を引く建物があります。
シャトー ドゥ バニョールというお城です。現在はホテル&レストランとなっています。
実は、ワン村はイメリスTC輸出部スタッフが住んでいる為、
リヨン出張の際は、毎回必ず通る道なのですが、
数年前、お天気が良かったので、お城の屋根のお写真を撮ろうと、門の外をウロウロしていた所、
中から、オジサンが出てきました。
“建物お写真を撮らせて頂いても宜しいですか?”と尋ねたところ、
なんとこのオジサンはレストランのシェフで、奥様が日本人ということもあり日本びいき♡
“今日は、たまたま予約が入ってなくてのんびりしているので、中を見せてあげるよ!”と言って下さいました♪
ラッキー!!!
ということで、お城の中に入れて頂きました♡
客室は残念ながら宿泊のお客様のプライベートエリアですので、
バンケットルーム・ワインセラー・キッチン・お庭を見せて頂きました♪
大きな梁、重厚感ある扉、味わい深く経年した床・・・
ここからは、きっと説明は要りませんね*^-^*
ひたすらお写真をお楽しみください♪
最後にちょっとだけ、屋根について、ご案内させて頂きます。
このお城の屋根は、南部ヨーロッパ伝統のバレル形瓦“カナル Canal”と
北部ヨーロッパ伝統のプレート瓦“プラット Plate”の両方で葺かれていました。
どちらも素焼きの赤色(ROUGE)が、経年により少しずつ味わいを増し存在感たっぷりの色調になっていました。
黄金色の石壁と素焼き瓦が美しい、素敵なお城です。
シャトー ドゥ バニョール
http://www.chateaudebagnols.com/
カナル瓦、プラット瓦、その他ヨーロッパの瓦につきましては、
お気軽に下記へお問い合わせ下さい。
フランス瓦メーカー イメリスTCジャパンサポート本部
edilians-japan.com
フリーダイヤル 0120-06-8190