本日は、プロヴァンスの小さな村ボニュー(Bonnieux)にある、素敵なシャンブルドットをご紹介します。
シャンブルドット(Chambre d’hôte)のChambre は部屋・寝室、hôteは家の主の意味。シャンブルドットとは、その家の主が客人をもてなしてくれる民宿のことです。
こちらのシャンブルドットに宿泊させて頂いたのは約3年前。写真を見ていると、パリから移住なさったと言う、とても素敵なオーナーご夫妻がお話してくださったことを少しずつ思い出してきました*^-^*
この建物は元々、13世紀に建てられた教会だったのだそうです。その後、病院として利用された時期があったそうですが、上階へ上がる幅広い螺旋階段は、担架を運ぶのに適していたのだと仰っていたのが印象的でした。
そして時を経て、養蚕業を営む家族へ、そしてオーナーご夫妻の手に渡るまで大切に保存されてきたのだそうです。
ここがお宿のフロントです。重厚感ある石造の素敵な空間です♪
螺旋階段を上って行くと広々とした踊場が。無造作に置かれた調度品も絵になっていました。
真紅のタイルが印象的な寝室。
バスルームも素敵でした♡
訪れたのは秋口だった為、赤くて可愛い実に出会うことはできませんでしたが、中庭にはたくさんのさくらんぼの木が、この歴史ある建物に寄り添うように立っていたのがとても印象的でした*^-^*
こちらのシャンブルドットの屋根は、カナル(Canal)瓦です。
ボニュー村をはじめ、南仏では丸い形のカナル瓦やプランシュッド(Plein Sud)・オメガ10(Omega10)のようなS形瓦が使われています。
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