日本ではあり得ない工法?! フランスならではのアンティークな屋根♪

南仏プロヴァンスの小さな村にあるお家。

この地域は、偏西風の影響もあり温暖で穏やかな気候です。

Vieux canal1

 

テラスの様子。

上を見上げると・・・屋根瓦の裏面がそのまま見えますヽ(*゜∀゜*)ノ

ルーフィングも野地板もない?!日本ではあり得ない工法ですね(;^_^A

地震や台風の心配が殆どない、恵まれた気候のフランスならではでしょう。

最近は、ルーフィングや断熱材を入れる場合も多いようですが、

地域によっては今でも、昔ながらの“引掛けるだけ”の屋根を見かけます。

その為、フランスでは瓦に”釘穴”を貫通させることは禁止されていますので、

少しだけ粘土を残した、半貫通の状態になっています。

 

 

 

Vieux Canal3

 

 

プロヴァンスのお家は、南欧伝統のカナル瓦、またはカナル瓦が進化したS形瓦で葺かれています。

こちらは、カナル瓦。

半丸形の2枚の瓦を重ねることによって生まれる、丸みのある可愛らしい意匠が特徴です♪

この屋根のように、軒先を揃えず上下を少しずらして葺いてある屋根もあります。

 

Vieux Canal6

 

 

この屋根瓦は、葺かれた当時は素焼きの赤色か黄土色のような

土そのものの色だけだったはずですが・・・

経年により苔が生えたり・・・と自然に所々色が変わり、

味わいあるアンティーク瓦となっていったのでしょう♡

Vieux Canal7

 

 

昔の瓦は、瓦を焼く温度が低く、吸水率が高かった為、苔も生えやすかったのですが・・・

現在の瓦は、高い温度で焼いていますので、

自然にこんな風情になるには、何百年とかかるでしょうねぇ*^-^*

Vieux Canal8

 

天井に吊るされた、色とりどりのお花がとてもかわいい(*´∇`*)

こんな素敵なテラスで、の~んびり過ごしたいですね♡

Vieux Canal4

 

 

イメリスTCでは、新品の瓦でアンティーク調の風情を演出した製品をつくっています♪

また、日本の気候風土にあった工法をご提案しております。

 

詳しくは、お気軽に下記へご連絡下さい。

イメリスTC ジャパンサポート本部

フリーダイヤル:0120-06-8190

ホーム